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タイヤの交換時期はいつ?安全のカギは「溝」にあり

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走る・止まるの基本はタイヤから

タイヤは車の命とも言える重要なパーツです。
しっかり走る、しっかり止まる、その基本性能を支えているのがタイヤです。
しかし意外と見落とされがちなのが「タイヤの溝の深さ」や「交換のタイミング」。

古くなったタイヤは、雨の日のスリップやブレーキの効きの悪化など、重大事故の原因にもなりかねません。


タイヤ交換

タイヤの交換目安は「溝の深さ1.6mm」

タイヤには「スリップサイン」と呼ばれるマークが付いており、この部分の溝が1.6mm以下になると、車検にも通りません
1.6mmを下回ると法律上「整備不良」となり、以下のリスクが生じます。

  • 車検不適合(通らない)
  • 整備不良での交通違反(減点・罰金)
  • 雨天時のスリップやハイドロプレーニング現象の発生
  • 制動距離(ブレーキを踏んで止まるまでの距離)が大幅に延びる

溝の深さが十分に残っているようでも、ひび割れ・硬化・偏摩耗などがあれば、やはり交換時期です。


使用年数にも注意!目安は4〜5年

タイヤは走行距離だけでなく、経年劣化でも性能が低下します。
ゴムが硬くなり、グリップ性能が落ちるため、使用開始から4〜5年経ったら交換を検討するのが基本です。

使用年数の目安チェック

  • 製造年はタイヤの側面にある「4桁の数字」(例:2021年の50週目=「5021」)で確認可能
  • 5年以上経過していれば、残り溝に関係なく交換を推奨

タイヤ点検のポイント

  1. 溝の深さ:スリップサインが出ていないか
  2. ひび割れ・変色:ゴムの劣化がないか
  3. 偏摩耗:外側・内側どちらかだけ減っていないか
  4. 空気圧:月に1度は点検、減っていると燃費悪化・偏摩耗の原因に

まとめ:安全運転の第一歩は「タイヤチェック」から

タイヤは日常点検の中でも特に重要な項目です。
「まだ大丈夫」と思っていても、実は限界を迎えていたというケースは少なくありません。

  • 溝が1.6mm以下になる前に交換を!
  • 使用年数が5年を超えたら要注意!
  • 月1回の点検で事故を防ぐ!

わずかな手間が、自分と家族の命を守ることにつながります
少しでも不安があるなら、早めにタイヤ専門店や整備工場でチェックしてもらいましょう。

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