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車検でよく落ちるチェック項目TOP5【事前に防ぐための対策も解説】

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車検は「通すためのもの」というよりも、愛車が安全に走れるかを確認する大切な検査です。
しかし、意外と多くの人が「え?こんなことで落ちるの?」という項目で不合格になることがあります。

ここでは、車検でよく落ちるチェック項目トップ5と、その予防策をご紹介します。

目次

タイヤの摩耗・ひび割れ

タイヤは唯一、道路と車をつなぐ重要パーツ。
溝の深さが 1.6mm未満 になると車検不合格です。
また、サイドウォールのひび割れや亀裂もNG。

予防策

  1. 溝の深さをスリップサインでチェック
  2. 4〜5年経ったタイヤは早めに交換
  3. 長期間乗らない車も紫外線で劣化するため要注意

ヘッドライト・ウインカー等のライト類

ヘッドライトの光軸がズレている、明るさが足りない、ウインカーが点滅しない
これらは車検落ちの代表格です。
特にLED・HIDに交換している車は、光軸調整がシビアで不合格になるケースが多いです。

予防策

  1. 車検前に必ずライトの点灯確認
  2. 玉切れは早めに交換
  3. 社外ライトに替えた場合は専門店で光軸調整を依頼

ブレーキの効き・ブレーキパッドの残量

安全に直結するブレーキは厳しくチェックされます。
ブレーキパッドが 残量2mm以下 だとアウト。
サイドブレーキの効きが弱い場合も不合格です。

予防策

  1. 点検時にパッド残量を必ずチェック
  2. 「キーキー音」「ブレーキの甘さ」を感じたら早めに整備
  3. サイドブレーキも実際に引いて効きを確認

マフラー・排気ガスの異常

排ガス検査は環境基準を満たしているかのテスト。
マフラーからの 白煙・黒煙 や、触媒の劣化で基準を超えると不合格になります。
また、マフラーの穴や排気漏れもNGです。

予防策

  1. マフラーのサビ・腐食を定期的に確認
  2. 社外マフラーは「車検対応品」を選ぶ
  3. エンジンチェックランプが点いたら早めに診断

下回りのサビやオイル漏れなどの異常

普段見えない下回りは盲点ですが、ここも厳しくチェックされます。
フレームに穴が開くほどのサビ、オイルや冷却水の漏れがあると不合格。

予防策

  1. 定期的に下回り洗浄を行う(雪道・海沿いは特に重要)
  2. オイル交換時に漏れや滲みを点検
  3. 錆止め塗装で予防するのも効果的

まとめ

車検で落ちやすいポイントは、実は日常点検でも防げるものばかりです。

  1. タイヤ → 溝と劣化チェック
  2. ライト → 点灯・光軸確認
  3. ブレーキ → 残量と効き
  4. 排気ガス → マフラー状態
  5. 下回り → サビ・オイル漏れ

車検直前に慌てるより、普段から意識しておくと安心です。
「落ちると追加整備で高くつく」ので、事前のセルフチェックでコスト削減にもつながります。

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